【学校の勉強は何の役に立つ?】公式LINE配信メッセージ[2022.10.15]

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いつもお世話になっております。ウィンドミルの榊です!今週も明るく元気に通塾してくれた塾生の皆さん、送迎など通塾をサポートしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

学校の勉強は何の役に立つのか?

先週のLINEの中で
学校で学ぶ、または試験に出る内容の全てが「社会で役に立つ」必要なんて、僕は無いと思っています
と書きました。

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そのメッセージを書きながら、「じゃあ義務教育課程の小学生や中学生が役に立たないことに時間を費やすのを良しとするのか?それならば学校で勉強する意味も無ければ必要も無い」と、“僕を知らない僕”なら考えてしまうと思いました。

“僕を知らない僕”?なにを気持ちの悪いことを言ってるのか?と思われるかもしれませんが、僕なりの客観視の方法です(笑)。客観視の、特に「自分を否定してみること」は、割と大事な思考訓練だと思っています。

“僕を知らない僕”の「小学生や中学生は役に立たないことに時間を費やしている」について、4分の1は正しいと思っています。例えば、僕は買い物の中で「2次方程式」を使ったことがありません。「御成敗式目」を役所の手続で使ったことがありません。「連体詞か形容動詞か」を気にして本を読んだこともありません。学校で学ぶ「内容」の殆どが役に立たないことは、みんなが知っている事実だと思います。

しかし、それを役に立てている人たちもいます。例えば、数学を基盤とするプログラミングのなかでも、ゲームプログラミングにおいては数学の知識は必要不可欠と聞きます。また、パソコン業務でExcelを使う際は最低限の四則演算の知識は必要です。プレゼンテーション用に統計処理をする際は関数の知識も必要です。このように学校で学ぶ「内容」を専門的もしくは一時的に役立てている人たちもいます。

または、小中高と学校の勉強を必死に頑張って、学力を高められるだけ高めて東京大学に合格し、卒業後は官僚となり経済的安定が確保された人物においても、見方はどうあれ学校の勉強は役に立ったと言えます。

ここまでで4分の3です。残りの4分の1は、学校の勉強は「考えるトレーニング」になっている点で、人間として生きる上で大きく役に立っていると言えます。
他の動物と比べて、腕力も弱く、硬い毛も無ければ鋭い牙や爪も無く、飛ぶこともできない貧弱な生命体である人間が、なぜこの地球上でここまで繁栄できたのでしょう。それは他の動物と比べて多彩に、そしてより深く「考える」ことができたからです。

※人間(ホモ・サピエンス)が繫栄できた大きな理由の1つとして、他の何よりも創造的で、「フィクション(噂・神話・伝説など)」を創り共有することができたことも挙げられています。

学校の勉強とは言わば、考えるトレーニングのための材料が、教科名のラベルが張られた箱にパッケージングされているようなものです。箱はいつかは捨てるし、必要があれば再利用するものです。

「考える」とは「覚えた知識を使うこと」なので、詰まるところ、考えるトレーニングの材料が入っていれば箱は何でもいいのです。
学校の勉強は一部では役に立たないかもしれません。しかし、行動が生きる糧になることは間違いありません。

最後まで目を通して頂きありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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