【前期選抜ってナニ?】公式LINE配信メッセージ[2022.10.29]

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熊本県公立高校入試、前期選抜ってナニ?

なんでしょう…10月が終わるのが、めちゃめちゃ早かった気がします(笑)
2022年もあと2か月…60日程度で終わりです。いよいよ入試期間の幕開け間近です!

さて。先週の私立高校入試のお話に続いて、今回は公立高校入試についてお話し致します!

熊本県公立高校入試について

県内の公立高校入試は2種類設けられています。

1.前期選抜 [2023年1月24日(火)実施]
2.後期選抜 [2023年2月21日(火)22日(水)実施]

2種類の入試の違いは、1つ目に実施する学科・コースです。

1.前👉工業や商業などの実業系の学科・コースや総合学科、理数科や英語科などの専門学科、普通科〇〇コースなどのコースを持つ普通科で実施
2.後👉すべての学科・コースで実施

前期と後期、両方とも願書を提出して受検することができます。ただし、

1.前👉合格したら絶対入学
2.後👉合格したら絶対入学

なので、例えば前期で熊本工業高校、後期で大津高校を受検する場合、前期で合格すると、後期で大津高校を受検することはできません。
また、先に私立高校の奨学生試験に合格している生徒が、公立高校の前期試験または後期試験に合格すると、奨学合格していた私立高校には入学できなくなります。

前期・後期について、2つ目の違いは試験の内容です。

1.前👉面接や小論文、学科の特色に応じた試験、実技検査など各学校がそれぞれで設けている試験
2.後👉すべての高校で共通の、国数英社理5教科のペーパーテスト

各試験の得点に、調査書の評定(通知表みたいなもの)の得点を加えて、総合的に判断して合否を決めます。

後期試験については「評定がどうであれ、結局はペーパーテストの点で決まるんだろ?」と思われている方もいらっしゃるらしいですが、見方は間違っていますが、結果の上では事実です。

しかしながら、合否を別けたのが評定だったという事例もあります。

結局はペーパーテストの点で決まりますが、最終的な切り札になるのは、3年間の過ごし方が数字になっている評定であることを忘れてはいけません。

もちろん、それは前期選抜も同様・・・いえ、同様ではありません。
熊本工業高校、熊本商業高校では、前期選抜における配点は集団面接4割・調査書6割です。高校によっては調査書のほうが配点が高い場合もあります。

また、一般企業や公務員の面接も受けてきた僕から言わせれば、面接は「調査書の実技検査」のようなものです。面接の準備としてネタも作れますし、その他の対策も練れます。しかし、対する面接官は論理性と整合性、そして誠実さを見抜くプロです。面接用の「その場しのぎ」「付け焼き刃」は通用せず、その奥を見抜かれます。その奥とは、まさしく過去の出来事を素材に構築されてきた「人間力」です。

…さすがに公立の高校入試の面接で、ここまで身構える必要はありませんね(笑)

ただ、誠実さ・礼儀については、日頃の有様が不意にそのまま出るものです。学生たちにはそこも気に留めておいてほしいと思います。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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