公立高校入試おつかれさまでした!次回以降の公立高校入試はどうなりそう?[公式LINE2024.03.09]

公立高校入試おつかれさまでした!次回以降の公立高校入試はどうなりそう?

今週ついに公立高校入試 後期選抜が実施され、県内の高校入試がほぼすべて終了しました!
この日まで受験勉強に励んでくれた受験生の皆さん、本当におつかれさまでした!
受験生においては、高校入試を通して、「勝者の条件」に気付いてくれていたらとても嬉しいです。
超能力やミラクルのあるファンタジーの住人でない限り、勝者の条件とは、「圧倒的な行動量」と、それによる「最速の失敗」です。もはや量についてはこの場では言わずもがな。圧倒的な行動量をこなすなかで、誰よりも速く失敗して誰よりも速く正解を知る、または幾通りもある失敗する道筋を知ることができます。
ありふれた言葉で言えば「トライ・アンド・エラー」の重要性でしょうか。偉人の考えを借りるなら、アインシュタインやエジソンが残してきた「失敗の捉え方」でしょうか。

「これはどうだろう、あれはどうだろう」という試行錯誤を、誰よりも多くこなせる道のりこそ、間違いなくウイニングロードです。
次の高校生活がウイニングロードになるかどうかは、不断の努力次第であることを、今後も頭の片隅に置いててくれたら嬉しい限りです!

さて、ここからは、今回の後期選抜の試験内容について少しだけ触れていきます。
熊本県の公立高校入試が少々難化の傾向にあることは、以前このLINEでも触れたかと思います(たぶん…)。
今回の試験でも教科によって昨年通り、または難化していたものもあったようなので、「全体的に難化し続けている」と言えます。

ガッツリ昨年通りだったのは英語でしょうか。某大手進学塾が、恒例の解説番組で昨年度と一昨年度の解法を引っ張ってくるほどに、お馴染み過ぎる問題でした。なので、英語を強みとしていた受験生からすれば、英語で点差をつけることは難しいと思えたことでしょう。

ガッツリ変化球をかましてきたのは理科でしょうか。受験生からすれば「なんだ!?その実験は!?」という問題だったと思います。しかし、教科書に載っていない情報・知識からの出題があったかといえば、そんなものは無かったですし、公立の入試である以上あり得ません。

難化し続ける入試への対策、それは勿論、基礎知識(基礎学力)の徹底した定着です。難化した問題に対応するためには、難化に対応できる「土台」が必要です。
教科書に載っている重要語を覚えているか、学校で使うワークの問題を徹底的に解き直しているかなど、勉強における「凡事徹底」の長期貫徹が、難化する試験への重要な対策であることは、難化が進む今後も変わりません。

新中学1年生が受験生になるときには、新しい高校入試の制度がスタートします。現時点で細かい内容は決まっていませんが、新制度導入に「2月末まではしっかり学ぶ期間を確保できるように」という意図も入っており、新制度においても、これまで通り、学校での学び(基礎知識)を重要視していることが伺えます。

試験問題が難化しようと、新しい制度が導入されようと、受験においては「今やるべきこと」を徹底してやってきた受験生が、勝者となりえることは変わらないのです。

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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