「頭が良いから」で済ますなんて、失礼やねん[公式LINE2024.01.13]

「頭が良いから」で済ますなんて、失礼やねん

1月13日(土)、いよいよ大学入学共通テストがはじまりました!
血反吐を吐くような努力を積み重ねてきた猛者たちによる、猛者たちのための、大勝負の2日間です。
もはや、この日に試験会場に向かう受験生たちは、紛れもない、「戦士」です。
共通テストの配点の比率が低い東京大学や京都大学などを受験する以外は、この2日間でほぼ全てが決まると言っても過言ではありません。上から目線の失礼を承知のうえで、全ての受験生を全力で応援しています!

そんな共通テストの日なので、今回は共通テストに触れようと思っていたのですが、昨日の夜(正確には今日の午前2時くらい笑)に見たアニメで、なかなか心に刺さった台詞があったので、それを紹介したいと思います。
悔しいほどに「本当にそうだな。まだまだ頑張れる、まだまだ頑張らないと!」と思えた台詞です。


高校男子バレーを題材にした『ハイキュー!! TO THE TOP 』より

**試合のなかで、鬼のような身体能力・技術力を見せて活躍する高校生のアツム(2年)。その姿をコートの外で見ていた他の選手たちが

「天才ってやつかぁ…」
「オレも才能欲しいわぁ…」

と嘆く。

**それに対して、アツムの先輩でもあるキタ(3年)が口を開く。

「いつやったか…聞かれたことあった。自分はレギュラーではなく、後輩に天才がいて辛いと思ったことはないですか?って。そもそも天才の定義は分からんけど、聞かれとる意味は分かった。

アツムたちのようなやつについて、理由なく最初から優秀なんやと思とるやつがたまにおる。

けど、オレが毎日、1から10やっとるところを、アツムたちみたいな連中は、1から20やっとんねん。あるいは、より効果的な10、密度の高い10。

ほんでたまに1から10やなくて、AからZやってみたらどんなやろ?おもろいんやないか?って考えるやつらやねん。

それで失敗しても、時に他人に嫌われても疎まれても、オレらやったら大事にする何かを蔑ろにしても、やらずにはおれんやつらやねん。
喉から血出ても、走りたくてしゃーないやつらやねん。

世の中、敵わんと思う人たちはいっぱいおって、そういう相手をすごいなぁと思うのは当然や。
突っ走れることは才能やと思うし、あいつらを何て呼んだってええねん。天才は悪口やないしな。

けど、あいつらのこと、最初から優秀なんやと思うことは、勝負するまでもなく負けとるっちゅうことやし、失礼やと思うねん。

このキタさんの台詞は、勉強に置き換えても同じことなんです。成績が高い生徒に対して、鼻から「頭が良いから」で済ませては、悪口ではなくても、失礼なんですね。
その子の努力を見ようとしない限り、その子に追いつけることもなければ、今の自分を高めることもできません。

他者の凄さを見て知って、感じて、ただ嘆くのではなく、その凄さが何を経て生み出されているものなのか、それをもとに自分の行動を増やせる人間になりましょうと、塾生たちにお話ししたいところですが、まずは自分がそういう人間になろうと改めて思えました!

『ハイキュー‼︎』、実に素敵な作品でした!笑

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました!
来週も宜しくお願い致します!

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